逍遥楼、注記

 散歩しては、善福寺公園事務所のギャラリーをのぞく。展示物は初日から同じものでなく、徐々に付け加えている。

 まず、百人一首の和歌がくずし字で、そのままでは一般人が読めないので、変体かなでなく現代のかなに書きくだした。それを丁寧に筆で書いた。その注記自体が書道作品であるかのように、末尾に印を捺した。

 先日、顔真卿の「逍遥楼」臨書の注釈を筆書きし、それを壁に貼りに行った。この注釈も書道作品。添付ファイルがそれである。

 夫婦の個展でやや小さいとはいえギャラリーを貸し切り、自由にレイアウトを変え、展示の拙作を変化させる。一年間の書道、水墨画の習練の成果を披露する場を持つ。それはわれわれのようなアマチュア・アーチストにとり、まさに喜びである。

 (1−12−2024)